◎IoT時代に突入し今後も端末は増え続ける
格安SIMが使える、SIMフリーの端末はスマートフォンのほかにも、タブレットやモバイルルーター、ガラケー、ノートPC、さらにはIoT機器へとどんどん広がっている。特に最近、増えてきたと感じるのが、LTEにつながるSIMフリーのノートPCだ。
これらのノートPCでは、もちろんスマホ用の格安SIMも使えるが、PCではより多くのデータ通信が発生するため、スマホ向けのプランではカバーしきれないケースもある。そこでパナソニックやVAIOでは、自らMVNOとなって、PC向けのデータ通信サービスを、それぞれのユーザーに提供している。働き方改革でモバイルワークが広がっていることから、今後もSIMフリーのノートPCは増えるはず。メーカー提供のものだけに限らず、PC向けにサービスを提供するMVNOが増えて、ユーザーの選択肢が広がることを期待したい。
《 ガラケー 》
■テザリングもできるカードサイズの携帯電話
フューチャーモデル『NichePhone-S』
オープン価格(実勢価格約9980円)
2台持ちに便利なカードサイズのコンパクトな携帯電話でテザリング機能も搭載。クラウドファンディングの「Makuake」で多くの資金を集め、開発された。
■格安SIMで使えるなじみのガラケー
京セラ『DIGNO Phone』
オープン価格(実勢価格約2万円)
防水防塵に加え、MIL規格準拠の耐衝撃性能も備える携帯電話。UQモバイルが販売し、月額1980円からと大手キャリアより安価にガラケーが持てる。
《 タブレット 》
■映像、音にこだわったエンタメタブレット
ファーウェイ『HUAWEI MediaPad M3 Lite』
オープン価格(実勢価格約3万円)
約8インチ、2Kのディスプレイと、Harman Kardon監修のサウンドを備えたタブレット。LTE接続可能で、どこでも映像のストリーミング再生が楽しめる。