中国大陸などの漢字文化圏で年・月・日・時間や方位、角度、ことがらの順序を表すのにも用いられてきた干支。日本では「干支」を「えと」と呼んで、十二支のみを指すことが多いが、本来「干支」とは十干と十二支の組み合わせを指す。十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類、十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類。
三菱電機ビルテクノサービスは、同社Webサイトにおいて、そんな干支・占いに関するアンケート調査を実施。その回答を集計して、データ分析結果とともに公開した。
まず、なりたい干支ランキングは「うさぎ」、「いぬ」、「たつ」に続き4位「とら」(15.3%)、5位「ひつじ」(6.0%)という順位になった。男女別では、男性1位が「たつ」(23.0%)、2位が「とら」(22.0%)で、「カッコいいから」という理由が多く、女性1位は「うさぎ」(30.2%)、続いて「いぬ」(21.2%)となり、可愛いイメージをもたれている動物が上位に入った。
自身の干支については「好き」(59.0%)という回答が、「嫌い」(5.4%)に50ポイント以上の大差をつけるなど、大幅に上回った。なお、「どちらでもない」も35.6%を占めた。
占いに関しては、新年の自分の運勢を占いなどでチェックしている人(必ずする+たまにする)は67.2%。男女別では、男性58.0%、女性76.0%で、女性の方が約2割も高い結果が出た。
新年の占いの結果に関しては、「とても気にする」6.8%、「気にする」35.2%、「あまり気にしない」48.4%、「まったく気にしない」9.6%で、「あまり気にしない」と「まったく気にしない」を合わせると58.0%で6割弱となった。前問で、新年の運勢を約7割の人が確認しているとの結果にも関わらず、占いの結果を気にしている人は少数派のようだ。