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2018.01.22

2022年のカーナビの世界市場規模は3117万台に

矢野経済研究所から国内及び世界主要国のカーナビ市場に関する調査結果が発表された。
まず市場概況については、2016 年のカーナビ世界市場規模は2296万1000台で、前年比110.3%と順調に拡大した。自動車の魅力向上に、音楽・映像配信などのインフォテインメント(情報・娯楽)システムの果たす役割が大きくなっており、その代表的な存在がカーナビだと言える。自動車に対する消費者の評価において、今後ますますカーナビを含むインフォテイメントシステムの重要性が高まっていくものと考えられる。

カーナビは先進国では自動車メーカー(OEM)による純正化や、e コクピットへの統合が中心となっていくと同時に、スマートフォンとの連携の在り方が自動車のヘッドユニット(センターディスプレイやインスツルメントパネル領域)の方向性を左右するものと推察できる。

高級車にはeコクピット、中・小型車にはDIN 型カーナビ、主にアジアで展開されている大衆車や米国のKT法(※)遵守にはディスプレイオーディオ(DA)、新興国ではスマートフォンナビとPND(ポータブルナビゲーションデバイス)といった棲み分けが進む一方で、カーナビやDAによるスマートフォン連携も進んでおり、各国のスマートフォン普及率や政府による大衆車政策などの市場環境等によってカーナビの使われ方が変わる可能性もある。

また、スマートフォンの普及率が高まるにつれ、スマートフォン用ナビゲーションアプリがPND の市場のある程度を代替しつつある。こうしたなか、車載機とスマートフォンとの連携機能の最適バランスが模索されている。
※米国では駐車場などで自動車が後退する際の子供を含む歩行者の事故防止のため、後退時の後方確認として、すべての新型車に1 台以上のリアカメラとその映像を見るためのモニタ(DA やバックミラーモニター)の搭載を義務付ける法、KT(Kids Transportation Safety Act)法があり、2018 年に完全施行が予定されている。またDA(ディスプレイオーディオ)とはナビゲーション機能をもたない「ディスプレイ+AV 機能」デバイスのこと。

2022 年のカーナビ世界市場規模は3117 万台に拡大すると予測する。小型車への浸透に加え、高級車では純正化やe コクピットへの統合が進展するだろう。一方で、カーナビの代替候補であるPND は、スマートフォンナビに浸食されて大きく縮小する見通しであるが、スマートフォンの普及拡大は、カーナビとDAのスマートフォン連携といった新たな需要分野としても成長が期待できる。また、カーナビの価格低下傾向は、世界的に見られ、参入企業間の競争により厳しさを増している。

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