
東芝は店頭向けPCの「dynabook」2018年春モデルとして、スタンダードノートPC「Tシリーズ」や2in1コンバーチブルPC「Vシリーズ」、モバイルノートPC「RX73シリーズ」「RX33」「UX53」のラインアップを一新。機能性や操作性を高めた新商品9機種21モデルを1月19日から順次発売を開始する。
画面表示の美しさと文字の見やすさ、高いパフォーマンスが人気のスタンダードノートPC「Tシリーズ」は、新商品のすべてのモデルにおいて、名門オーディオメーカーのオンキヨーと新たに共同開発した「2way 4speakers」を搭載。ノートPCのコンパクトな本体への実装方法を改良することで、低音用と高音用に独立させた4つの新開発スピーカーを配置し、力強い低音とクリアな高音の両立を実現した。さらにスピーカーまわりの配線やネジ位置をミリ単位で調整することで、音こもりを感じさせず、大音量でもひずみの少ないサウンドが楽しめる。
T95
「T95」は、同社が培ってきた映像技術を生かした画像を自然な色合いで再現する色補正機能の搭載に加え、高画質技術として注目されるHDRビデオの再生に対応。動画配信サービスのHDRビデオなら、映像の明るい部分と暗い部分の階調を最適化して、立体感のある映像で楽しめる。さらに、市販のヘッドセットと組み合わせることで、臨場感あふれるゲームやホログラムなどの複合現実感を楽しむことができる「Windows Mixed Reality」にも対応した。
また、上位モデルの「T95/T75」には先進のクアッドコアCPU「第8世代インテル Coreプロセッサー」を搭載。独自の空冷技術で効率的に放熱するため、安定した高いパフォーマンスを提供できる。さらに、「T95」では「dynabook」のスタンダードノートPCとしては初めて、顔認証に対応するなど、メインマシンに求められる機能性、高速性、信頼性を追求している。
V82
長時間バッテリー駆動と堅牢ボディが人気の2in1コンバーチブルPC「Vシリーズ」は、新商品ではボディカラーを一新。「オニキスブルー」、「プレシャスシルバー」の2色のバリエーションが用意された。持ち歩くことに喜びを感じられるような洗練された上質なデザインの薄型・軽量ボディで、新たにHDRビデオの再生にも対応する。上位モデルの「V82/V72」には先進のクアッドコアCPU「第8世代インテル Coreプロセッサー」を搭載し、メインノートPCとして、モバイルノートPCとしてパワフルに、そして、タブレットとして快適に使用できる。
「UX53」は米国国防総省が制定したMIL規格(MIL-STD-810G)に準拠するテストをクリアした堅牢ボディと、長時間バッテリー駆動を可能にしたモバイルノートPC。新商品では新たにタッチパネル付き高精細・広視野角フルHD IPS液晶を採用した。また指先で直感的に操作ができるタッチパネルを搭載しながら、約30gの軽量化を達成し、携帯性や堅牢性に優れるタフなモバイルノートPCを実現している。さらに、HDRビデオの再生にも対応し、機能性も向上させた。