ドラマ、映画、ゲーム、ドキュメンタリーにと、様々な形で取り上げられ、現代人の多くの心をとらえて離さない戦国時代。特に大河ドラマ『真田丸』が近年まれにみるヒットとなり、それまで関心の薄かった層も、この時代に熱い視線を注ぐほどのブームが起きている。
そんな戦国ビギナーにおすすめのショップが、東京スカイツリータウン(4階)という、およそ戦国時代のイメージとはかけ離れたロケーションにある。屋号は『戦国魂 天正記』(「魂」は「ダマ」と読む)といい、戦国時代や武将にちなんだグッズを専門に販売している。
同店で売られている戦国グッズは日本最大級の品揃えであり、とてもその全貌を本稿では紹介しきれない。今回は、今注目の品を概観するとともに、『戦国魂』店長イチオシの商品を5つ紹介したい。
下の写真は、海外観光客に特に人気の『甲冑ボトルカバー』。織田信長や徳川家康など著名武将が身に着けた甲冑をもとにデザインされており、ペットボトルからワインボトル(720mlサイズ)まで、各種サイズのボトルに装着可能。もちろん日本酒にもぴったり。
下は、武将の幟(旗)の入ったストラップ。有名どころから、ほとんど知られていないものまで、種類は豊富。修学旅行で来店した学生など、かさばらない土産品を探している旅行者がよく買っていくとのこと。
Tシャツやパーカーといったアパレルも充実。
さらに、スタンプ、マスキングテープ、一筆箋、ノートといった文具類もあれば、戦国武将の画集や缶入りの飴まである。こうしたグッズのほとんどは、自社開発で供給されている。来店者は男女比で半々、幅広い年齢層のファンがいるため、品揃えのバラエティさには気を使うという。