米連邦航空局の予測によれば、およそ5年後には商用ドローンの普及機数は10倍の規模にまで膨れ上がるという。こうした商用ドローン・ブームの陰に隠れがちだが、ホビー用ドローンの世界でも、なかなか面白い商品が開発されている。今回は、その中でも釣りに特化したドローンを紹介したい。
●『フィッシングマスター』(Fishing Master)
釣好きなら1回は、向かい風で投げ釣りをしたときに、「ド1ローンで釣り糸を沖合まで運べたら…」と妄想したことがあるはず。これを実現したのが、台湾のドローン開発企業であるTTRobotix社の『フィッシングマスター』である。
これは内蔵する「仕掛け展開システム」によって、ルアーでも生餌でも700gまでの仕掛けならなんでもドローンに引っ掛けておくことができ、ねらったポイントまでドローンを飛ばして、水面に落とすことができる。ドローンの行動半径は1kmもあり、通常であれば船を使わないと行けない距離までも、砂浜にいながら釣り糸を垂らせるという、夢のようなマシンである。現在、台湾と北米でのみの販売となっており、日本総代理店のTTRobotix JAPANでの取り扱いはないが、将来的に日本での販売もありうる。
●『アクアドローン』(AguaDrone)
単に仕掛けを沖へ運ぶだけでなく、オプション装置を加えることで、様々な機能を付与できる上級者向けが、米国のAguaDrone社が開発・販売する『アクアドローン』。629ドルのドローン本体は防水仕様となっており、水面に着水させることも、水面から発進させることもできる優れもの。別売りの『Find Pod』を取り付けることで、魚影探知や水温計測ができるし、『Film Pod』を取り付ければ、水面下の映像を内蔵のマイクロSDカードに記録することができる。その他のオプションも買い揃えれば1500ドルに達してしまうが、パーフェクトな釣りライフが満喫できること請け合い。
『アクアドローン』は2017年6月の発売で、現在は公式サイトで予約注文を受け付けている段階。日本へ発送できるかどうかは、事前にメールで確認するとよいだろう。
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