
◎パイロットのためのモデルやダイバーズモデルなど一世を風靡した「ビンテージデザイン」を復刻
腕時計の歴史を振り返ると、そこにはいくつものエポックモデルが存在する。中でもプラスアルファの機能が求められた1930年代以降は、機能をデザインへと昇華させたモデルが多数登場した。その好例が、パイロットのための視認性に優れた時計であり、1950年代に海底探査を行なったダイバーのための特殊防水時計である。これらのルックスが今もなお色褪せていないのは、人間の未知なる領域への冒険心を秘めているからだ。それゆえビンテージデザインのモデルには、大人の男を魅了する説得力がある。
グライシン
『エアマン 1953 ヴィンテージ DC-4』
34万5600円
回転ベゼルと文字盤で出発・到着国の時刻を示す24時制デュアルタイム。1953年に同社が製造したパイロット用モデルをオマージュした。自動巻き。SSケース(径42mm)。NATOタイプのファブリックストラップ。20気圧防水。
ユンハンス
『マックス・ビル バイ ユンハンス クロノスコープ』
予価32万760円
「形状は機能に追従する」と語ったバウハウスの芸術家、マックス・ビルの1960年代デザインを継承。アラビア数字、曜日表示機構の追加など、部分変更が加えられた。自動巻き。ケース(径40mm)、ブレスレットともにSS。防汗。