■『PortaPapel』を使ってみて感じたこと
最初に感じたことは思っていたよりも「厚みがある」ということだった。
今回はインターネットでの注文だったのだが、掲載されている写真では厚みまでは判らないのが悩みどころである。パンツのポケットにも入れられる製品だが、それはあくまでジーパンやもっとゆったりしたパンツに限られ、スーツの場合は上着のポケットでも難しい印象だ。
また、革そのものの性質もあってか何もしないとケースが開いてしまう、というのも購入して判ったことだ。留め具がないのである程度は想定していたことだが、使用しているうちに革が柔らかくなって開かなくなることを期待したい。今はなるべく製品の上に重いものを置いて、閉じた状態を革に覚えさせようとしている最中だ。
■『PortaPapel』が活躍するシーンとは?
本来は撮影業界の人がコンテを収納するケースとして使うわけだが、それ以外の業界の人間でも使い途はありそうだ。例えば添乗員や教師のように引率をする職業の人が旅程表を収納するのに使うことができるし、近いものとしてイベント運営に関わる人が進行表を入れるのに使っても良いだろう。それ以外の業種の場合も、プリントアウトしたメールや地図を持って社外に出る人ならこのケースは活躍するに違いない。
■『PortaPapel』を購入するには?
『PortaPapel』のカラーラインナップはブラウン、ブラック、イエロー、ナチュラル、レッド、ブルー、ホーウィングリーン、ホーウィンブラウン、カモフラージュ柄(ヌード、ブラウン、グリーン)の11種類。今回紹介したのはブラックのタイプとなる。価格は税抜き10,926円から。「HIGHFIVE」のオンラインストアから購入することができる。なお、上記オンラインストアで紹介されている写真ではコンテフォルダを結んで留める革製の紐が写っているのだが、この紐のカラーについては選ぶことができないので留意してもらいたい。私自身、ブラックの本体にグリーンの紐の組み合わせが気に入ってオーダーしたのだが、結局付属してきたのはナチュラルカラーの紐だった。
この紐、製品のパーツというわけでは別段なく、ノベルティ的な位置づけだと思うので純粋に本体の色でラインナップは選択するのが良いだろう。
■関連情報
http://highfive.thebase.in/
text/Wataru KOUCHI
趣味は合唱、読書、語学、旅行、美術館巡り、雑貨屋探索etc…日本、海外の雑貨やガジェット、デザインコンセプトの中から思わず「それ、いただき!」と言ってしまうモノ達を紹介するライター。
※記事内のデータ等については取材時のものです。