◆容易に書類を挟んだり取り出すことができるマグネット
コンテフォルダの使い方はいたって単純で、ケースに書類を入れる、ただこれだけである。
あとはケースを開くと書類も一緒に広がって内容を見ることができるし、書類ごとケースを閉じればそのまま鞄に入れて持ち歩くことができる。もちろんポケットに入れても良い。ところでコンテフォルダ間(と言っても種類は限られるのだが)で差が出るのが、ケース内部で書類を留める仕組みである。この『PortaPapel』の場合はご覧の通り、強力なマグネットでバチンと書類を押さえるようになっている。
面で押さえるので書類に跡が残りにくい上、平らなパーツなので厚みが出にくい点が気に入っている。コンテフォルダの中にはばね仕掛けのバインダーで閉じるタイプもあるが、それだとこうはいかない。また、特に留め具がなくスリットに書類を差し込むタイプは確かに扱いは容易だが、使用する際に書類が外れて落下しやすいというデメリットがある。
◆名刺入れとペンホルダーが付属
この辺りがやはりプロの撮影業界で使われている製品の特徴なのだろうと思う。撮影現場では初めて会う人もいるだろうから名刺を渡したり受け取る機会もある。また、撮影当日に生じる変更も多いのでコンテが綺麗なままということはなく、書き込みがたくさんなされる。そうした事情から名刺入れとペンホルダーはやはり必然なのだ。