①手帳に書くのは重要度の高い予定だけ
議員のスケジュールは別紙で管理しているので、予定は秘書本人のもののみ。調べればわかる連絡先や住所を事細かに書くことはない。「本当に重要な案件はふせんを貼っておくこともあります」
②記入はスピード重視! 自分がわかればOK
すばやく記録するため、筆記具もその時によってまちまち。スペースの有効利用や機密保持のため、略称や記号も用いるという。「妻にはもっとキレイに書けと言われますが、人に見せるものではないので……」
③終わったら塗りつぶして達成感UP!
すんだ用件はグリーンの蛍光マーカーで塗りつぶす。未決の案件が一目でわかり、後から見直した時に元の文字もはっきりと読み取れる。「引くことで達成感を得ることができます。色には特に意味はありません」
④代議士の予定は、別紙で管理
↑議員のスケジュールは、日程担当の別の秘書がパソコンで毎日作り、秘書全員で共有している。これをA4の紙にプリントしたものを手帳とともに持ち歩く。使用後は破棄し、手帳はいつもスッキリした状態を保てる。
⑤昔の手帳には多くのヒントが!
過去の手帳は秘書にとっての資産。「自分なりに見返して反省材料にしたり、今後の参考にします。総選挙が近づいている今なら、前回の総選挙のスケジュールを見ることで、やらなければいけないことがわかります」
★『自由民主党手帳』700円
色は黒とオレンジの2色。永田町の党本部内「自民党サービスセンター」や通信販売で入手できる。 http://www.jiyu-service.co.jp/
◎政局を含めた各種のデータは取材当時のものです。