◎ハンドルから手を離さずに水分補給が可能な『キャメルバッグ KUDU12』
バックパック内に水の入った袋を収納し、口元に伸びたチューブでハンドルから手を離さずに水を飲むことのできるハイドレーションシステム。このシステムを誕生させたアメリカのキャメルバック社からリリースされている『KUDU12』は、脊椎を守るプロテクターが組み込まれ、ハイドレーションバッグも付属されているバックパック。
9L・25×21×54cmサイズで重量780gと軽量。ヘルメットフックも付いているので、自転車から降りた後も使いやすさも抜群。レインカバーも内蔵されているので、突然の雨にも対応しやすい。さらにチューブや携帯工具などを入れるように作られたツールケースも付属され、通勤ライドから本格的なMTBライドまで幅広く使うことができる。
4色展開の『キャメルバッグ KUDU12』はレインカバーやツールケースが付属され、お得だ。
バック内で自転車工具が暴れないように、スマートに収納できるツールケースが付属。
◎光が反射する糸が織り込まれて安全&スタイリッシュ! 『オルトリーブヴェロシティHV』
パソコンや荷物を運ぶこともある通勤ライドではバックを背中に担いでいることが多い。しかし、せっかく夜間でも目立つように明るいカラーや反射材の配されたウエアを着用しても、バッグを担いでしまっていると隠れてしまい、クルマや歩行者からの視認性を向上できなくなってしまう。そこで、通勤ライド時には明るいウエアよりも、明るいバッグパックを選ぶ方が視認性を高めることができる。
防水性に優れた素材を全面に使うなど、革新的でスタイリッシュなバッグをリリースするドイツブランド「オルトリーブ」。街乗り用『ヴェロシティHV』は防水性に優れているだけでなく、クルマのライトなどを受けると反射する糸が織り込まれ、抜群の視認性を誇る逸品だ。
47×28×15cmで重量は890g。バッグ上部を折り返して締めるタイプなので、縦方向にバッグサイズよりも少し大きめの荷物を入れられる点も魅力(走行中に荷物が落ちないように注意すること)。また上部の開口部も広いので、四角い形のパソコンなども入れやすく、完全防水なので、突然の雨に強い点からも通勤ライドにおすすめだ。
昼間の視認性も抜群なネオンイエローとビジネススタイルに合わせやすいブラックの2色。
ブラック・イエローの両カラーともに、バッグ全体が光に反射して高い視認性を実現する。
筒状のバッグ全体に防水性の高い素材が使用され、大きな開口部で出し入れしやすい。
文/星野知大
ほしの・ともひろ。前進スポーツ案内人。1976年東京生まれ。自転車・ランニング・水泳を中心に、日本&世界の“前に進む”スポーツの大会プロデュース・MCとして飛び回るスポーツナビゲーター&ライター。2015年から日本最大の自転車ショー“サイクルモード”のMC兼ディレクターを務め、東京都三宅島の観光まちづくりアドバイザーにも就任している。
※記事内のデータ等については取材時のものです。