6枚のプレートを地面に並べて2つの三角形を描いてから設営に取りかかる。片側3枚のプレートのうち2枚にペグを打ち、残りのプレートにストラットを載せる
石膏ボード用押しピンのように、3方向にペグを打ち込むので、土、芝だけでなく砂地でもしっかり固定できる。プレートの穴は斜めになっているので、「TOP」と刻んだ面を上にすれば正しい方向にペグを導いてくれる。じつに気が利いた設計だ
ストラットを乗せる2枚のプレートは1本のロープでつながっているので、ストラットの適正な間隔を知らせてくれると同時に、砂地など柔らかな地面での沈み込みを予防する役割がある。試しにプレートをはずしてみたら、少し体重をかけるだけで地面に沈んでいった
両側のストラットを立て、手持ちのハンモックを吊せばこの通り。ウルトラライトスタンドはいくつもの三角形から構成されていることがよくわかる。ガイラインなどのロープ類はパラシュートに使われているのと同じケブラーコードで、伸びがなく高強度。収納時にロープ同士がからまりにくいという特徴も見逃せない。 ただし、子どもたちはハンモックをブランコ代わりにスイングさせたり飛び跳ねたりしようとするが、いくら高強度でもこれは事故の元。避けよう
林間サイトといっても、キャンプサイトの中に木があることはまれ。大抵の場合はサイトの脇や少し離れた裏手に木があり、木の足下が草に覆われていることも多く、ハンモックをセットするのが嫌になることも。ウルトラライトハンモックスタンドがあれば、好きな場所にハンモックをレイアウトできるのが大きなメリットだ