ユニフレームのパワーペグSUS300や200、新作のジュラパワーペグ200はすべてこの形。微妙な曲げ加工を施すことで、ペグを打ち込む際のパワーロスを軽減している。REVOハンマーのペグ抜きは、同社ペグのデザインを最大限に考慮した角度、形状となっている。とはいえ、他社製ペグであっても簡単に引き抜けるので安心を
ペグハンマーの先端には刻みが入っている。ペグがずれにくいので、確実に力が伝わって抜けやすい
ありそうでなかったのが、ペグの曲げを修正する機能。国内に流通するペグの直径を考慮し、大中小3つの穴を設けている。ここに曲がったペグを差し込み、力を込めてまっすぐに修正するのだ。パワーペグはそうそう曲がることはないが、細めのアルミ(ジュラルミン含む)ペグなどは曲がってしまうこともある。少しの曲がりでも力がうまく伝わらないので、その場で修正できるのがうれしい
ほかにもREVOハンマーは、ペグの泥を落とすための半円形の溝など、従来のハンマーでは見られない機能を多数搭載。燕三条製品らしい鍛造ヘッド(ペグ抜き部分はステンレス)でタフに扱えるのも好感が持てる。ペグダウンがスムーズに行えるという基本性能に加え、ペグにまつわるさまざまな機能が盛り込まれたREVOハンマーは、使うことが楽しくなる道具といえる。
【問】新越ワークス 03-3264-8311
http://www.uniflame.co.jp
取材・文/大森弘恵
■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
※記事内のデータ等については取材時のものです。