◆世界がうらやむ繊細な雪を満喫
サロモンステーションでは、インバウンド向けに受付の英語併記は当然。GALA湯沢のサロモンステーションでは、さらに中国語の簡体字と繁体字、タイ語、ハングルの表示があるし、有人コンシェルジュでは英語とフランス語に対応していたのが印象的だった。
日本のパウダースノーは繊細で、海外では“ジャパウ”と呼ばれ、ブランド化されているほど高い評価を受けている。今シーズンは1月になってようやく各地で雪がたっぷり降るようになったが、コンスタントに新雪にあたることができる白馬や野沢、ニセコは人気が高く、海外からの移住者が増えたほどだ。
世界を巡るスキーヤーによると、日本ほど豪雪地帯に多くの人々が生活している国は珍しいとのこと。そして、積雪にはほとんど縁のない都内からでも2時間程度もあれば豪雪地帯で知られる湯沢に行ける。しかも、1980年代後半〜1990年代前半はリフト待ち=1時間も珍しくなかったが、今は混んでいても数分〜10分程度ですむ。
上質な雪の上で最新ギアで思う存分楽しめば、滑走のカンは1〜2日で取り戻せるだろう。そして、ここまでくれば自分にあう道具探しはスムーズに進む。レンタルサービスは、リターン・スキーヤーの強い味方だ。
日本のスキー場は海外からのツーリストが多い。スキーがはじめてというツーリストは多く、サロモンステーションでも料金表や使い方のガイドにはインバウンド向けの表示をしている
毎晩雪が降り、朝がくるたびにふわふわのパウダーが積もっていることも珍しくない日本のスキー場。世界でもまれな極上の環境なのだから、スキーを再開してみては
■問い合わせ サロモンステーション
http://www.salomon.co.jp/station/
GALA湯沢、上越国際スキー場、星野リゾートトマムスキー場ではWEB予約が可能
文/大森弘恵
■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
※記事内のデータ等については取材時のものです。