真面目な人ほど、ダイエットを始めると、とかくストイックになりがち。なので、ちょっとルールを破ってスイーツを食べてしまったりしたときに、自己嫌悪に陥って、結局ダイエットに失敗するパターンが多い。
自分に厳しくするよりも、できていることを認め、自分をほめる癖をつけた方が、ダイエットに成功すると説くのが、ダイエット美容家として知られる本島彩帆里氏。本島氏によれば、ダイエットは「ゆるゆるぐらいがちょうどよい」という。
本島氏の近著『やせる ♯ほめぐせ – がんばれない私を180度変える!』(ワニブックス)では、「ゆるゆる」とは具体的にどんなものか、様々な例が挙げられている。今回は、その中から幾つかをピックアップして紹介しよう。
●仕事帰りに、つい「ごほうびアイス」を買ってしまう
仕事がきつかった日は、帰り道のコンビニで「ごほうびアイス」。それはいいとして、仕事が大変な日が続くと、毎日アイスを食べることに…
かといって完全にアイス断ちをすると、帰宅後に反動でドカ食いする可能性大。こういう場合は、無糖ヨーグルトに凍らせたフルーツを混ぜたデザートを食べるなど、食味は似ていてよりヘルシーなものと入れ替えるとよい。
●先輩からスイーツの詰め合わせをもらった
「せっかくもらったのだから」と、罪悪感を持ちつつ食べるのはNG。かといって、「ダイエット中なので…」と断るのも気がひけてしまう。
こんなときは、友人や家族など、スイーツ好きにあげる(けして失礼なことではない)。あるいは、自分で食べ、次回の食事の量を減らすなどしてリカバリーするのがベスト。