
世界最小の島がどこにあるかご存じだろうか? それが、南太平洋に浮かぶ直径34m、周囲110mの小さなjeep島だ。周囲は一面、珊瑚礁に囲まれ、太陽が昇ってから沈むまでずっと目の前に見える絶景が待ち構えている。
(C)Sachi Murai
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この島は、以前『世界の絶景100』という番組でも1位に選ばれたほど、白いビーチと椰子の木の美しい島。グアムから飛行機で隣の島へ。そこから小さなボートで40分ほどのこの島には犬と猫が1匹ずついて、男女別々のコテージに15人だけ滞在できる世界一小さなリゾートでもある。
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しかし、この島が「きせきのしま」と呼ばれる本当の理由は、15年ほど前まで地元の漁師さんのダイナマイト漁で、サンゴなど周囲の環境が壊滅的な被害を受けていた島を、1997年に吉田宏司さんという1人の日本人が島のオーナーの協力を得て単身で移住し、15年という年月をかけて、こつこつと島周りの生態系を復活させたエピソードにある。
(C)Sachi Murai
「きせき」を体験したい方は、写真集を読んで、自分の目で確かめてみてはいかがだろう。
(C)Sachi Murai
■関連情報
フォトブック「きせきのしま」
http://www.bookshop-ps.com/bsp/bsp_detail?isbn=9784091046635
http://www.amazon.co.jp/dp/4091046630
※記事内のデータ等については取材時のものです。