ハンズフリーで自分が動き回りながら持続撮影ができるので、旅先で風光明媚なスポットに行ったときに、臨場感を味わいながら主観動画が得られるのは大きな魅力。ホームパーティーでも、自分が参加意識を持って動画撮影ができるなど、楽しさが倍増。YouTube向けの料理動画にも向いているし、カメラを自分に向ければビデオ通話もできる。
動画撮影している自分自身が場に溶け込めるのも『SELDI』の魅力
『SELDI』は、1/4ネジ穴のあるカメラ、GoPro、スマホであれば、大概の機種が使える。重さはマウントを含んで500gまでという制限があるため、一眼レフカメラを装着する場合は重量オーバーとなっていないか確認しよう。筆者が所有するカメラ(キヤノン製で約320g)を装着して使ってみたところ、重量は制限内とはいえ、慣れるまで首への負担感があったので、GoProやスマホがあれば、そちらを使ったほうが無難かもしれない(特に頻繁に歩き回る場合)。
『SELDI』は、韓国の新興ベンチャーMYPOVE社が開発・製造し、日本ではさくらドームが総販売元となり2017年11月の国内販売を予定している(スタビライザーなしのベーシックキットで7980円)。そして、10月末まで、おなじみのクラウドファンディングMakuakeで、各種キットの割引キャンペーンを展開している。より楽しく充実した動画ライフを目指す人には、おすすめのアイテムである。
協力/株式会社さくらドーム
文/鈴木拓也
老舗翻訳会社の役員をスピンオフして、フリーライター兼ボードゲーム制作者に。英語圏のトレンドやプロダクトを紹介するのが得意。
※記事内のデータ等については取材時のものです。