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安全運転支援システム「Honda sensing」を標準装備した『N-BOX』の買い得度

2018.01.02

■商品として魅力的か? ★★★(★5つが最高点)

『N-BOX』は優れた機械であるのに商品としての魅力に欠けるところがあるのが惜しい。具体的には、ACCとLKASのインジケーターがとても小さくて見にくい点だ。ACCもLKASも、条件が整わないと働き始めない。左右の白線を、あるいは先行車などを認識できているのかどうか。

 

 そして、2つの装備が待機状態にあるのかどうかなどがメーターパネルの中に表示されるのだが、それが小さくて見にくい。もっと大きくすれば解決するのに、小さ過ぎるままに放置されている。ボルボ『V90』や『XC90』並みの大きさにしてくれないと見にくい。

 その一方で、針を持ったオーソドックスなデザインのタコメーターとスピードメーターはとても立派だ。オートマチックトランスミッションなのでタコメーターは不要だし、スピードの表示だって、針で示す必要はない。デジタルで済ませられる。現に『フリード』はそうしていて、メーター周辺をシンプルで見やすく、スッキリとさせている。どちらもデジタル表示にして、空いたスペースをインジケーターに用いれば済むことなのに放置されてしまっている。

 せっかくのACCとLKASなのに使いにくく、もったいない。画竜点睛を欠くとはこのことで、せっかくの軽自動車初採用を生かしていない。開発陣は、誰も途中で指摘しなかったのだろうか。機械としては優れているのだが、リアルライフでどのように使われるのか、ユーザーの立場になって考えられていないところで商品としての魅力を減じている。

「毎日が忙しいママの暮らしをサポートするクルマ」というコンセプトもとても素晴らしく、570mmものシートの前後スライドもママのためによく考えられている。だが、そのコンセプトが貫徹されていないのが残念だ。『フリード』を参考にしたマイナーチェンジを期待している。

 

■関連情報
http://www.honda.co.jp/Nbox/

文/金子浩久

モータリングライター。1961年東京生まれ。新車試乗にモーターショー、クルマ紀行にと地球狭しと駆け巡っている。取材モットーは“説明よりも解釈を”。最新刊に『ユーラシア横断1万5000キロ』。

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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