小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

5500円から始めるバランス駆動ヘッドホンアンプ入門・製作編

2017.12.30


リアパネルを固定するのは画像上の8mmタッピングビスで、それ以外の場所には画像下の6mm黒ネジを使う。タッピングビスは素材に食い込んでしっかり固定できるが、締めすぎに注意。あと何度も締めたりゆるめたりするとスカスカになってしまうので、これも厳禁だ。


付属のボリュームツマミの中に六角ネジがセットされているので、あとはボリュームの半月型の切り込みがある位置にネジ穴を合わせて六角レンチで締め込む。この際にフロントパネルとの隙間をあけないとツマミを回したときに干渉するので、まず仮締めしてツマミを回して確認しよう。


内部のオペアンプがカンタンに交換できるようにトップパネルの一部が取り外しできる。最後にここのネジを締めればケースの完成だ。

■合計金額1万5480円でバランス駆動ヘッドホンアンプが完成!

基板をケースに収めればヘッドホンアンプは目出度く完成である。ケースを『NM-5』にするなら、同時注文で送料が無料になるので、『OPA2134PA[追加オペアンプ2個セット]』も注文するといいだろう。アンバランスとバランスで同じオペアンプでは面白くないという人は、秋月電子通商などで好みのオペアンプを探そう。それからオペアンプを交換するなら『ICソケット』を使った方が確実である。特に始めて交換する人はオペアンプの脚が折れやすいのでICソケットがオススメ。

これでアンプ5500円+ケース8980円+オペアンプ1000円の合計1万5480円でバランス駆動ヘッドホンアンプが完成した。あと必要なのはUSB接続対応モバイルバッテリーまたはACアダプターである。それでは引き続き、このヘッドフォンアンプの音の魅力に迫っていこう!

※試聴編に続く

写真・文/ゴン川野

オーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

※記事内のデータ等については取材時のものです。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。