Googleはアプリ開発にも力を入れていて、カレンダーやメモ、画像編集、ワープロや表計算など、かなり多くのアプリをリリースしている。Androidの端末はもちろん、iPhoneにも無料でインストールできる。その中でも、もっとも多くの人が活用しているのが、「Google マップ」アプリだろう。「現在地を表示する」「目的地から鉄道や自動車の経路を検索する」は多くの人が使っているだろうが、さらに一歩先を行く機能を使いこなしたい。DIME本誌でも紹介した3つのワザと、さらに6つの機能を紹介していこう。
本誌のおさらい1
●毎日の移動経路を自動で記録する「タイムライン」
移動経路を自動的に記録する機能。初期設定ではオフになっているが、位置情報の設定をオンにすれば、その日から記録が開始され、カレンダー形式でいつでも経路が確認できる。鉄道などの料金は表示されないが、経路の記録から交通費の精算も可能だ。浮気が疑われているような人は、チェックされないよう注意したい(笑)。
左上のメニューから「タイムライン」をタップしてアクセス。移動した鉄道の路線はトレースされていないが、駅やお店などのポイントは正確に記録されている。
本誌のおさらい2
●現在地をリアルタイムに共有する
「現在地の共有」は、単に今いる場所を送信するのではなく、設定した時間、例えば1時間後までの居場所をリアルタイムに伝えられる機能。飲み会や野外イベントなどで使えば、店を変えたり移動したりしても、居場所を何度も連絡せずに済む。お互いが待ち合わせに使えば、「今どこにいるの?」といったやりとりも不要だ。
メニューから「現在地の共有」を選択。相手に位置を伝える時間は、15分から3日後まで設定可能。
本誌のおさらい3
●指1本で地図を拡大・縮小
「Googleマップ」でよく使うのは、拡大や縮小の操作ではないだろうか。一般的には、画面に当てた2本の指を開いたり閉じたりするピンチイン・アウトで行なう人が多いが、同じ操作は指1本でも可能だ。片手でスマホを持ちながらでも親指で操作できるため、片方の手がふさがっている時に便利な機能だ。
地図の画面を2回タップ。指を画面から離さずにそのまま下方向に動かすと拡大。より詳細な表示で、建物の名前などが確認できる。指を上方向に動かすと、より広範囲な表示になり、別のエリアに移動しやすい。