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デュアルDACになって戻ってきたAstell&Kern『AK70 MKII』は『AK70』とどこが違う?

2017.12.29

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

■人気の入門機Astell&Kern『AK70』がバランス接続能力を強化!

Astell&Kern『AK70』が『AK70 MKII』になって10月14日より発売開始する。9月20日より予約受付開始となる。その最大の違いは搭載DACのCS4398が1基から2基に増えたことだ。最近、注目されているバランス接続だが、よく完全バランスとかフルバランスという言葉を目にする。普通のバランスと完全バランスはどこが違うのか? メーカーによって用語の使い方が違い統一されていないため何とも言えないが、最もカンタンにバランス接続対応にするにはDACの出力を受けたらオペアンプ前段で反転回路を作ってやる。あるいは反転アンプを追加する方法もある。

より本格的にやるなら、DACの出力を正相と逆相の2ch分出力して、そのままアンプに接続する。DACからバランス構成になっているので、完全バランスと言えるだろう。『AK70』に使われるCS4398は1基で2ch出力仕様のため、完全バランス構成のためには2基のDACが必要になる。今回、これを実現してバランス接続時の性能を向上させている。出力は2.3Vrmsから4.0Vrmsにアップして、S/N比なども『SP1000』に迫る値を達成。これに伴い消費電力が増えたため、大型バッテリーを搭載して『AK70』より、やや大きく、重くなった。


『AK70』と『AK70 MKII』の最大に違いはDACを2基搭載してバランス接続時の性能を向上させた。


出力、S/N比、全高調波歪み+ノイズを比較すると『AK70』以上の性能で『SP1000』に迫る。

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