【4日目】
12月4日15時。取引所を確認すると、ビットコインは堅調に上がり続け、3日未明に130万円到達。その後、一時124万円まで値を下げたものの、15時には129万円にまで回復。さすがは仮想通貨の親玉だ。一方、筆者が前日に手放したイーサリアムは、一時5万2000円を割った。予想的中と言える。
さて、今度はどの通貨を買おうか。モナコインと迷ったが、「XEM(=通称ネム)」とビットコインを分けて買うことに決めた。129万1000円で0.007BTCを購入し、32.17円でネムを約52枚購入。ネムがどのような通貨か知らないまま購入してしまったが、果たしてどうなるか。
同日23時に確認してみると……なんと総資産が10590円まで下がっていた。これはいかん。売ろう。ビットコインとネムを売りにかける筆者だったが……。
なに!? 売れないだと!? 取引所のサーバーがダウンしたのだ。取引所の掲示板を見ると、荒れに荒れている。これは参った……。怒っても仕方がないので、ここはあえて一晩寝かすことに。初めて「ホールド」を選択だ。さて、明日どうなっているのだろうか。
【5日目】
12月5日11時半。一晩寝かした結果、ビットコインは上昇。ネムはわずかに下落。そんなに悪くない結果だった。本日どの通貨を買うべきか非常に迷った筆者は、ここで再び「ホールド」を選択。どちらも上昇しそうな気がしたのだ。しかし、この選択が大きな間違いだった。ここから筆者の阿鼻叫喚が始まる。