■連載/石黒謙吾のLOVEビール
~語ってもウザくならない、スマートでコクのあるビールの話~内蔵冷えは厳禁!冬のビールの冷え対策は「白湯を飲む」&「お腹にカイロ」
ビールが好き、もっと知りたい&楽しみたい。でも、マニア向けのものは結構、とは言っても当たり前の話は知ってる。そんな、粋でイケてるビールファンに贈る、なんでもありの読み物です。語ってもウザくならない、スマートでコクのあるビールの話をお楽しみください。
この連載読んでる世界中のビール党、何人いると思ってんの? 35億。
35億人のみなさま、あけましておめでとうございます。この1年もグビグビとビールを愉しんでいきたい。年始最初の今回はそのためにとても大事な話を。それは<体を冷やすな>ということ。
僕はこの2月で57歳。ビールを飲み始めた20歳(仮にそうだとしたら……)からすでに37年。日数にして365日×37年=1万3505日。飲まなかった日が平均で年に5日として180日ほどか。つまり、ビールを飲んできた日は軽く1万日を超えているわけだ。いま計算してみて自分でも驚いた!
そしてこれからもまだまだビールを飲み続けたい。2万日はさすがに無理だろうが(笑)、1万5000日ぐらいならいけるか!?
いつまで飲めるかな、なんてことを考え始めたのは50歳を過ぎてからだが、そうなると体をいたわらないとそれが叶わないことはすぐ思い浮かぶ。中でも<内臓>は特に。
若い頃から健康オタクではあったが、その頃からさらに健康ネタに邁進するようになった。「健康のためなら死ねる」と。
アルコールが肝臓や膵臓に及ぼす影響は当然あるわけで、味噌汁、牡蠣、果物を積極的に摂ったり、「しじみ習慣」を毎日飲んだりなどの対策はやっているが、今回の話しはそこではい。アルコールと言うより、冷えへの対策。
僕がビールを飲み続けるために実践している3つの事柄を挙げる。
1つ目は、ドシンプルなことで、<白湯を飲む>。
効果あるなと思うのは、眠る前。ビールで冷えた胃腸に熱めのぬるま湯を大きなコップ一杯流し込む。写真はヒューガルデンのグラスだがばっちりサイズだ。これで冷えが中和されてる感じだ。常時、ポットにお湯が入っている。
ちなみに、朝も起き抜けには必ず飲むし。ランチ後など、気がむけば日中もよく飲むので、常時、ポットにお湯が入っている。
僕は、ウイスキー、ラム、ジン、焼酎などは、ロックで飲まない。カフェの水も氷抜いたりもするほど、アンチ氷派。体を冷やしていいことはひとつもないのだから。しかもお酒の味が薄くなって好きじゃないし。じゃあビール飲むなと言われるけど、それができないからこそ、<ビール以外に冷たい物は飲まない>のだ。