満席でも指定席が取れるかも!?JR東日本「えきねっと」活用術

■予約はカンタン！　受け取りは駅で

空席が出たらすぐに予約に入る。人数を入力したのち、座席の選択画面に入る。空席がある列車であれば「シートマップ（座席表）で指定する」を選んで好みの席を号車・席番指定で選ぶことができるが、満席時の場合で空席が一瞬出た場合には選べないケースが多い。また、複数人数の場合は席が離れてしまう場合もある。そして、同時に乗車券を購入するかしないかを選ぶことができる。

年末年始などの繁忙期は利用できないが、指定席が利用できる回数券などの「おトクなきっぷ」にも対応しているのだ。予約した指定席券はJR東日本管内の「みどりの窓口」「指定席券売機」「びゅうプラザ」で受け取ることができる。北陸新幹線のみ糸魚川・黒部宇奈月温泉、富山、新高岡、金沢、和倉温泉、小松、加賀温泉、芦原温泉、福井のJR西日本管轄の駅でも受け取れるが、それ以外は東海道新幹線の指定席も含めて全て受け取りはJR東日本エリアのみになるので注意しよう。

一定の空席がある場合には、シートマップから自分の希望する座席を選べるようになっている。

最後に運賃が表示され、間違いがなければそのまま決済となり予約は完了。列車が発車するまでにJR東日本管内の「みどりの窓口」「指定席券売機」「びゅうプラザ」で受け取る。受け取りにはクレジットカードの暗証番号が必要。

取材・文／鳥海高太朗

航空・旅行アナリスト、帝京大学航空宇宙工学科非常勤講師、ANAわかりやすいニュース配信解説者。2013年10月より文化放送「オトナカレッジ」に毎週金曜日の20時台に出演中。

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※本文中のデータは取材時のものです。