明治安田生命保険が昨年実施した調査によれば、理想の有名人夫婦は「三浦友和・山口百恵」夫妻が調査開始以来、11年連続1位を獲得。2位は昨年3位の「ヒロミ・松本伊代」夫妻だった。「配偶者に求める条件」では、夫は「健康」(59.7%)がトップ、次いで「優しさ」(49.9%)、「愛情」(43.6%)と続き、妻は「健康」(52.8%)がトップで、「経済力」(37.8%)、「優しさ」(36.0%)が続く。妻にとって「経済力」は、「優しさ」や「愛情」に勝るポイントなのか?
ソニー生命保険は昨年、全国の20歳~59歳の男女に対し、「47都道府県別 生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、4700名(各都道府県100名)の有効サンプルの集計結果を公開した。(調査協力会社:ネットエイジア)
◆“仲良し家族が多い”同率1位「福井県」「広島県」、“家族を大切にしたい”1位「岡山県」
各都道府県民の家族事情を探るため、全回答者(4700名)に、家族に関する内容を提示し、その同意率(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)の高さで、各項目における都道府県ランキングを算出した。まず、【家族の仲がいい】では、1位「福井県」「広島県」(いずれも70.0%)、3位「岡山県」(68.0%)となり、また、【家族を大切にしたい】では、1位「岡山県」(84.0%)、2位「岐阜県」(83.0%)、3位「茨城県」(82.0%)となった。この2つのランキングでは、岡山県が両方のランキングでトップ3に入ったほか、中国地方、四国地方、九州地方の県が多数トップ10入りし、この3地域が家族に対する意識が高い地域である様子がうかがえた。
次に、既婚者(2738名)に、夫の家事・子育ての参加状況について聞いた。まず、【夫の家事参加】についてみると、1位は「京都府」(59.2%)、2位「長野県」(56.4%)、3位「福島県」(56.2%)となり、次に、【夫の子育て参加】についてみると、1位「岐阜県」(57.1%)、2位「鹿児島県」(55.5%)、3位「山梨県」(54.1%)となった。長野県と岐阜県は両方でトップ5にランクインしており、家事・育児参加に積極的な夫が多い様子がうかがえた。