■連載/ゆとりのトリセツ
女性とのやりとりは、何かと神経を使うものであります。声色、表情が伝達されないメールだと尚さら。さらに相手の女性が20代ともなれば、流行だのノリだのにも気を散らせる羽目になるでしょう。
面倒を増やしてくれるなと恨んでみても、心のどこかで騒つくものもある。そんな現役な男性読者の皆様に、今回は「20代女性とLINEをする時に気を付けるべき事」なんてコラムをお届けいたします。浮き足立って毎回文章作成をしている紳士も、スタンプを大量購入している叔父様も、今一度こちらで確認して行って下さいませ。
【要注意!!!】
(1)スタンプは自分に合った物以外、使わない方がいい。
仕事の連絡事項だろうが、プライベートな話だろうが、間に機械を隔てるわけでありますから、微妙なニュアンス等は伝えるのが難しい。そこで、スタンプを利用しよう!なんてノリで推奨されておりますスタンプでありますが、注意が必要でございます。
最近のスタンプは見ての通り、やたら動くもの、芸能人の声がゴソゴソ鳴るまで、それはもう軽いものばかりであります。もちろん、その様なノリで使う事前提でありますから、何ら問題ないのですが、20代女性にドカンと送ると、「イタい」と評価される可能性がございます。自身のキャラクターに合ったものを稀に使う、程度が最高でありますが、己のキャラを見誤っていますとスベります。
また、女性は可愛いものが好きだから、という理由で可愛いスタンプなんかを送りつけるのもNGでございます。パステルカラーのウサギが挨拶しているモノを送られましても、実際はおっかない真顔で受け流しておりますから。ミリも顔を綻ばせません。スタンプは自身に合ったものをたまに。または使うな、という項目でございました。
(2)「www」は絶対に使用するべからず。
文末に草生やしてる、若い!なんて事にはなりませんのでご注意。
大半の場合、この文に腹ただしさを感じます。含みといいますか、嘲笑のようなニュアンスがありますから、半角wは避けて下さいませ。時代遅れなど思いませんから、(笑)で良いのです。相手を嘲笑したい時には、大人なのですから淡々と文章で嫌味を伝えて下さいませ。「w」を使って通用するのは大学生まで。お子様仕様の大草原でございます。
(3)絵文字は乱用するべからず。
知人がやや引き気味で見せてくれたLINEは、目が痛くなる様な代物でございまして。文章よりも絵文字が散らばっている、故に内容が全く入ってこない、そんなモノでありました。女々しいを通り越しております。
やたらキラキラして、一行毎に変わる表情絵文字。これについて女性は「気持ち悪い」との感情を抱きますから、使用する絵文字は数個にしておいた方が良いでしょう。
また顔文字においては、シンプルなものを、しつこくない程度に文末に突っ込むのがベストであります。
『(о´∀`о)』この様な可愛いヤツが多く紛れておりますが、こいつ等に惑わされてはなりません。顔文字は表情を伝える手段でございます。こんなフニャフニャの顔、しているでしょうか、否。そういう事です。アナタが女子力高めの設定でやり取りをしたいのならば、盛大に使ってカワイイをアピールしましょう。カワイイは作れます。