■ICカード定期VSモバイル定期
IC定期とモバイル定期を比べると、一度のチャージ金額では900.0円の差、チャージ回数では9.3回の差、チャージ金額合算では5万8327.1円もの差が出ていることがわかる。また、買い物回数では33.4回もの差がある。モバイル定期はIC定期よりも手軽にチャージができ、利用も容易。この買い物回数の差やチャージの差からは、今までは現金で対応していたような買い物の場面でも、モバイル定期を使う方が増えていると考えられる。
仕事へのモチベーションの比較では、ICカード定期利用者よりモバイル定期利用者のほうが「出社時の仕事に対するモチベーション」は0.6点高く、また「通勤がスムーズになると、仕事満足に繋がると考えている」も8.3ポイント高いという結果が出た。モバイル定期利用者のほうが、通勤と仕事の連動性を重要視しており、モチベーションが高い傾向にあることが見受けられる。また、年収での比較もモバイル定期利用者のほうが74.9万円高く、仕事へのモチベーションの高さが年収にも反映されているのかもしれない。
【調査概要】
調査対象:20~50代/一都三県在住/日常的に電車通勤をする有職者/男女600名
調査方法:インターネットアンケート調査
調査期間:2017年11月6日~11月7日
文/編集部