■これから調停離婚を行なう人に経験者からひと言(一部抜粋)
・裁判官や弁護士の言う事が全て正しいわけではないので、自分でも知識をつけて納得いくまで裁判を続けるべき!——48歳 自営業(離婚時の年齢 48歳)
冷静に。相手のことを文句など言わないで、常に自分の主張をする。——38歳 看護師(離婚時の年齢 37歳)
・弁護士は、必須。こころの動揺で、調停員の肩の持ち方がちがう。——40歳 会社員(離婚時の年齢 40歳)
・感情的になっても意味がないので冷静に。調停委員に不満があれば、調停委員を変えられるなら変えたほうがいいと思います。——38歳 着付け師(離婚時の年齢 34歳)
・感情に走りがちだが、調停や裁判に感情はジャマになる。論理的に考えをまとめること。物的証拠などがあれば必ずとっておくこと。モノがない場合は、専用ノートを作って、思い出せるところから書き起こしたり、現在進行形の部分は日記をつけること。これも、感情は出さず、事実のみ記録すること。あと、調停では調停員さんと話せるのは一人一回30分程度なので、話す要点をまとめておくこと。調停では先方と顔をあわせる場合もあるので(同席はしないけど、施設内で)会いたくない場合は気をつけること。——39歳 雑貨販売(離婚時の年齢 37歳)
・ 相手に少しでも情がある場合は調停はせず、離婚を考え直した方がいい。調停をするとなったら、自分が伝えたいことや条件、いつどのような経緯で離婚を決意したのかなど、箇条書きにしておくとスムーズに進む。相手と金銭面などで折り合いがつかない場合はある程度の妥協をすることで離婚ができる。——40歳 製造業事務(離婚時の年齢 35歳)
■調査概要
調査方法:事前調査を経てのアンケート回収方式
調査対象:調停離婚の経験がある女性
回答数:100名
調査時期:2014年2月
調査協力 :メディアパーク
文/編集部