■酒器、茶壷、ステイショナリー、アイテムの幅が広い
富士山シリーズの「タンブラー(小)(税別8000円)」「ぐい呑み(税別5000円)」。こんな愛らしい置物も「ほのぼの猫(税別各2800円)」。
現在、同社の商品は、30年から50年使用することを前提に生産している。普段通り使うだけで、一生モノの愛用品となる錫製品だ。
アフターフォローも細やかで、落としてへこんだ場合などの修理や、磨き直しなどのメンテナンスにも対応してくれる。伝統技術の継承者が少ない業界ゆえ、他社の商品を持ち込まれることも多い。江戸時代につくられた錫器を修理することもあるそうだ。
瞬く間にお酒が温まり、味が丸くなるチロリ「酒器セット 弥生(税別2万1000円)」。
さて、錫の魅力を存分に感じられるおすすめの商品は、まず酒器の類だ。チロリやぐい呑みといった和酒器以外に、ジョッキやワインカップなども取り扱っている。いつも飲んでいる酒の旨みが増す。お酒を飲まない人なら、幅広い用途に使えるタンブラーを手に入れるのもいい。
茶葉の香りを保ちやすい「茶壷 花丸(税別2万5000円)」。
また、酒器以外では密閉性に優れ、茶葉が湿気にくい茶壷も評判が高い。美しい絵付が施された商品は、鑑賞の品としての役割も果たす。その他、コースターやペーパーウエイト、ブックマークなどの小物では、実用を通して、色や質感など錫が持つ温かみに触れられる。
スリムで持ちやすい「マニベール タンブラー(小)(税別5000円)」。