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トヨタ『カムリ』VS マツダ『アテンザセダン』今、ニッポンのセダンが面白い!

2017.11.18

トヨタ『カムリ』VS マツダ『アテンザセダン』

ここ数年、ミニバンやSUVの人気とは裏腹に、元気がなかったセダンに新しい兆候が見られるようになった。今、国産メーカーが造るクオリティーとコスパの高いセダンが続々と登場しているのだ。今回はそれを象徴する2台を比較試乗した。

◎クルマ造りの基本は〝セダン〟にあり

 ミニバンやSUVが全盛の日本だが、国内メーカーの技術者たちに本音を聞くと、やはりクルマ造りの基本は4ドアセダンであることに変わりはない。基本がしっかりできていないようなクルマでは、そこから派生する車種の性能も低いはず。販売面では苦しくても4ドアセダンをしっかり造れるメーカーこそ、世界に通用するメーカーとしての最低条件といえそうだ。

 このような状況下で最近、国産メーカーから注目すべきセダンが登場している。1台目はトヨタ『カムリ』。トヨタのグローバルミッドサイズセダンとして、北米で15年連続で乗用車販売台数No1を獲得しているクルマだが、フルモデルチェンジし、今年日本市場に投入された。もう1台はマツダ『アテンザ』。同車は2014年にデビューしたが、マツダは毎年〝年次改良〟を行なっており、『アテンザ』も今年8月に安全性能や走行性能が向上した新型車を発売したばかり。日本市場では4ドアセダンというと、トヨタ『クラウンアスリート』やレクサス『GS』あたりも人気だが、サイズ、装備などを比較してみても、今回の2台はそれらと同等かそれ以上の内容で、コスパも高く世界でもその実力は十分認められている。

 最近、注目されている安全装備については『カムリ』はトヨタ車では最高ランクの「トヨタセフティセンスP」を標準装備。さらに後退時に死角があっても、左右後方から接近してくる車両を検知し自動的にブレーキをかける「リアクロストラフィックオートブレーキ」を同社で初めて採用した。

 また、前車追従機能の設定速度は一般的な国産車の114km/hを大幅に上回る180km/hという国際規格を採用するなど、輸入車に近い基準で造られているのだ。スタイリングやインテリアのデザインも現在のトヨタ車の中ではかなり洗練されているほうだ。

 一方の『アテンザ』もスタイリングの美しさや質感の高さは国産車でもトップクラス。安全性能も最新装備を導入し、国が推奨する「安全運転サポート車」に適合している。今回、静粛性も向上したことで、上級セダンにふさわしい内容に仕上がっている。

 大人がもう一度、乗りたいセダンの選択肢が増えてきたことで、クルマ選びが楽しくなりそうだ。

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