■対象者プロフィール 20代女性 レモンの香り:好き
レモンの香りは好きだと回答した20代女性の脳波は、β波が他対象者と比較し高く、ストレスを感じていた傾向にある。しかし、レモンの香りをかいだ後はβ波が減少する結果となり、α3波も10.9ポイント高くなり集中力がアップしている。
■対象者プロフィール 20代女性 レモンの香り:やや嫌い
レモンの香りはやや嫌いと回答した20代女性は、レモンの香りをかぐ前はθが57.2%と高く、眠い状態だったのに対し、レモン香りをかいだ後は、42.6ポイント差の14.6%となった。眠気が覚めたことがわかる。また、α3波も24.3ポイント高くなり集中力がアップしたことがわかる。
■対象者プロフィール 30代女性 レモンの香り:嫌い
レモンの香りは嫌いだと回答した30代女性の脳波は香りをかぐ前はα3波が6.3%から11.8%と5.5ポイントアップした。
<調査まとめ>
5名の結果の平均を見ると、θ波、α3波に大きな変化が見られる結果となっている。眠気・まどろみを表すθ波は平均9.3ポイント低くなり、物事に集中するために意識的に緊張している状態の脳波α3波は平均10.9ポイント高くなる結果となった。レモンの香りには眠気を覚まし、集中力を高める効果があるのではないだろうか。
【調査概要】
調査方法:脳波測定用のヘッドバンド型の電極を前頭極に装着し脳波を測定
調査対象:20代~30代女性を対象に実施
有効回答数:5名
調査実施日:2016年8月24日(水)~2016年8月25日(木)
調査方法:安静閉眼状態で3分間脳波を測った後、布に含ませたレモンのアロマオイルの香りをかぎ、30秒後に再度3分間脳波を測定
文/編集部