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バッテリーの小型化が生んだ電チャリのデザイン革命

2017.11.13

近頃よく見かけるスタイリッシュな〝電チャリ(電動アシスト自転車)〟。脱・ママチャリを果たし、〝乗りたくなる〟デザインが増えたワケは、バッテリーの進化にあった。

◎バッテリーの進化と電チャリの関係

 街をふと見渡してみても感じる電動アシスト自転車の増加。10年前と比べると、約2倍弱に増えたというデータも。その要因のひとつとして、デザインの洗練化が挙げられるだろう。実用性一辺倒ではなく、乗りたい! と思わせる、メーカーの思惑がうかがえる。

 そのデザイン性アップに大きく寄与したのが、バッテリーの小型大容量化だ。フレームはそのサイズや重さに対応し強度を高めなければいけないため、作りたくても作れないデザインが過去にあったという。

 パナソニックの新型電動アシスト自転車『Jコンセプト』には、フレームデザインの自由度を高める小型大容量バッテリーを搭載。小柄な人でも乗り降りしやすいフレーム形状に加えて、取り回ししやすいように自転車全体をコンパクトに設計することに成功した。またバッテリー自体は約2.3kgの重量はそのままに、容量を約35%アップ。1回の充電で約50kmの走行が可能になった。

 電チャリの移り変わりを見てきたパナソニックサイクルテックの細川洋平さんは次のように語る。

「電動アシスト自転車への不満で多いのが、走行距離の短さ。バッテリー性能のアップによって、その点は、かなり改善されたと自負しています。また弊社は、電装品のデザインから自転車の設計・組立まで行えるので、その完成度にもぜひ注目してもらいたいですね」

ここ数年で急増し、約50万台の安定した電チャリ市場。デザイン性の向上により、幅広い年齢層に受け入れられつつある。

■和をテーマにした大人の小径車

パナソニック『Jコンセプト BE-JELJ01』

パナソニック『Jコンセプト BE-JELJ01』11万円

18.2kgという実際の軽さだけではなく、乗った軽さ、取り回しの軽快さも実現したミニベロタイプ。乗り降りしやすいフレームや長距離走行が可能なバッテリーとスキのない仕上がりがポイントだ。〝ニッポンの心づかいと美意識をかたち。〟がコンセプト。

【SPEC】全長×全幅×サドル高:1570×590×745〜900mm 重量:18.2kg 電動機形式:ブラシレスDCモーター 定格出力:250W

カラーバリエーション
幅広い年齢層に受けそうな和テイストを盛り込んだ全4色のカラーバリエーション。

今 雄飛さん
自転車ライター

今 雄飛さん
自転車、トライアスロンを楽しむ実践派ライター。DIMEの企画で電動アシスト自転車にも精通するように。

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