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女子野球・土屋愉菜さんにみるスーパー中学生の育て方

2017.11.10

【女子野球・土屋愉菜さんにみるスーパー中学生の育て方】

公式戦最多連勝記録を30年ぶりに塗り替えた将棋の藤井聡太四段(14)、世界選手権で史上最年少ベスト8を達成した卓球の張本智和選手(14)など今、中学生が大活躍している。今回は、様々な分野のスーパー中学生を探し出し、本人と親のインタビューから、彼らのすごさの理由、どうしたら優秀な子が育つのかを探ってみたい。好きなことに夢中になる情熱や柔らかな発想は、子育て真っ只中の親にはもちろん、仕事に追われるビジネスパーソンにも実は一番必要なものかも? シンプルで強い子供たちからのメッセージ、染みます。

取り入れたいこと——
「頭を使って自分で考えさせる」

◎〝母娘バトル〟の毎日。愛のムチでメンタル強化!?

 男子ばかりの中学野球部に入り、エースピッチャーの座をつかんだ愉菜さん。地元・静岡の県大会史上初の女子投手完封勝利を挙げるなど、輝かしい成績を収めている。

「体力や球速は男子に敵わないので、精神面では負けないよう常に意識してきました。メンタルの強さが私の武器のひとつです」

 小学1年から野球を始め、小5でピッチャーに。中学では部顧問の厳しい指導の下、「女子だからエースは無理」と言われながらも奮起。一度男子に奪われた背番号1を取り戻し絶対エースとなった。

「メンタル強化は顧問の教えです。同時に脳(頭)を使うことも教えられました。打たれてもひるまず、冷静に場面を読んで配球する。マウンド度胸と制球力の良さにより、勝利を呼び込めたんだと思います」

 男、女、男の3人きょうだい。母・岩子さんは、愉菜さんを一番厳しく育てたと明言する。

「人の何倍も努力しなければ成果は出ない。一度始めたら最後までやり抜く。そうよく口にしました。褒めて伸ばすのとは正反対。結果母娘バトルに。だからメンタルが強くなったのかもしれません(笑)」

土屋愉菜(ゆな)さん

厳しい言葉が大きな力に。自分を成長させてくれました。

野球部女子エース
土屋愉菜(ゆな)さん[中学3年生]
2002年静岡県生まれ。小学校時代は地元の野球チームに所属。小5からピッチャーとなり、長泉中学校野球部で女子エースに。2年時、県大会史上初の女子投手完封勝利。3年生となり春の県大会で3勝しベスト4入りに貢献。

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