繊維メーカーで、休養・睡眠時専用のリカバリー(疲労回復)ウエアを製造販売するベネクスは、日本一の競技犬の“疲れ”がきっかけで開発した、犬の疲れを軽減する世界初の「リカバリードッグウエア」の新デザインと新サイズを11月2日から発売する。全19サイズ、価格は8800円~2万2600円。
犬の動きを妨げない独自の生地のパターン(型)で、動いているときも寝ているときも、着用によるストレスを犬に与えない設計。今回、肩口と足口にオレンジ色のラインを入れた新しいデザインを採用した。今までの9サイズから全19サイズまで拡充し、小型から大型犬まで対応する。
「リカバリードッグウエア」は、ヒトが着る「リカバリーウエア」と同様に、ナノプラチナなど粒子状の鉱物を練り込んだ、独自開発のポリエステル繊維(PHT繊維)を使用。ナノプラチナなどが発する微弱な電磁波が、自律神経(交感神経と副交感神経)のなかでもリラックス状態に働く副交感神経に作用し、筋肉の緊張をほぐし、血流を促し、疲労回復や安眠へと導く。本来、アスリート向けの休養・睡眠時専用ウエアとして商品化していた物を、犬用に応用したものだ。
販売当初は、興奮したり、疲れのたまる競技犬のトレーニング後や大会後、転戦の移動時に着用するものとして利用されたが、現在は、一般家庭の愛犬にも愛用され、購買層を広げているという。用途もドッグランで遊んだ後や車などで移動する時、就寝時のパジャマとしてなど、様々なシーンに拡大。犬のオーナーからは、愛犬が「よく寝る」や「興奮が収まる」など好評だという。
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文/編集部