「愛の初めの義務は、耳を傾けること」
“The first duty of love is to listen”
パウル・ティリッヒというドイツのキリスト教神学者の言葉。
相手に気に入られようと気が急き、ついつい自分のことばかり話してしまうもの。
でも、相手の話をしっかり聞くことも忘れてはいけないでしょう。
あなたの気になる人、愛する人に会ったら、相手の言葉に耳を傾けてみましょう。
「真実の愛は幽霊みたいなもの。誰もが語るが、見た者はほとんどいない」
“True love is like ghosts, which everyone talks about and few have seen”
数多くの箴言で後世に名を遺したフランソワ・ド・ラ・ロシュフコーの言葉。
その通りかもしれません。
多くの人が真実の愛について語り、その存在を信じたりしますが、実際にそれを手にしたり体感したりしたことのある人は、ほんの一握り。
「それでも自分こそは・・・」という人たちの繰り返しで、歴史はできているのかも知れません。
「愛はため息から生まれる煙」
“Love is a smoke made with the fume of sighs”
これは劇作家シェイクスピアの言葉。
何とも詩的で、筆者が何か付け足すのも野暮に思えてきます。
色々と愛の名言を読んでみても、結局分からないということが分かるようになるだけです。
けれど、いつの時代でも誰もが恋や愛に悩んできたんだと思うと、ほっこりして気分が軽くなりませんか?
文/諸原龍之介
※記事内のデータ等については取材時のものです。