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ウェアラブルなタトゥー「DuoSkin」に秘められた可能性

2017.11.04

◆「DuoSkin」の実現するファッション性

“ウェアラブル”タトゥー「DuoSkin」について現時点で分かっているスゴいこと

DuoSkinの真の価値は、私たちが当たり前に求める機能を、ファッション、個性表現、美学の分野と融合させた革新性にあります。

開発関係者の1人Cindy Hsin-Liu Kaoは、金や銀で輝く“フラッシュタトゥー(Flash Tatoo)”のトレンドがあることを指摘したあとに、金箔という素材そのものがファッション性と機能性を兼ね備えている、と語ります。

自らの健康を害すファッションは、長期的には受け入れられません。

除去の困難な従来のタトゥーには、憧れてはいても抵抗のある人も多いでしょう。

金箔は肌に優しく、しかも簡単に貼り付け取り外しが出来る素材。

しかも、熱伝導・電気伝導ともに優れた性質を持っていて、長持ちし、しかも比較的安価で手に入るという理想の条件が揃っています。

“ウェアラブル”タトゥー「DuoSkin」について現時点で分かっているスゴいこと

さらに特筆すべきは、DuoSkinの明快な製作工程。

一般的なグラフィックデザインソフトによって回路つまりタトゥーがデザインされ、その設計図をもとに型紙(ステンシルテンプレート)が製作されます。

その後、伝導体として金箔が貼り付けられ、金箔に空けられる細かな穴を利用して表面実装の電子部品が取り付けられて、完成です。
肌への貼り付けは、一般的なフラッシュタトゥーの貼り付けと同様に、水を使って行われます。

“ウェアラブル”タトゥー「DuoSkin」について現時点で分かっているスゴいこと

DuoSkinの開発チームは、平易で安価な製作工程と高いカスタマイズ性を訴えることで、市場への浸透を図っています。

金だけでなく、銅、銀などの同じく伝導性に優れた素材の利用も可能で、色の選択に関しては制限がありません。

「DuoSkin」の製作プロセスを経て生まれたウェアラブルタトゥーが、私たちの日常を彩るのは、そう遠くない未来の話かもしれません。

開発関係団体:
MIT Media Lab
Microsoft Research

開発関係者:
Cindy Hsin-Liu Kao, Asta Roseway, Christian Holz, Paul Johns, Andres Calvo, Chris Schmandt

出典:
・DuoSkin公式サイト
http://duoskin.media.mit.edu/

・” DuoSkin: Rapidly Prototyping On-Skin User Interfaces Using Skin-Friendly Materials”
http://duoskin.media.mit.edu/duoskin_iswc16.pdf

文中画像撮影者:
Jimmy DayおよびMicrosoft Media/MIT Media Lab

文/諸原龍之介

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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