厚生労働省「平成28年歯科疾患実態調査結果の概要」によれば、1歳以上の者では、毎日歯をみがく者の割合は95.3%。このうち磨く回数では1回が18.3%、2回が49.8%、3回は27.3%だった。
シャボン玉石けんは口腔ケアに対して注目が高まる「いい歯の日(11月8日)」に合わせて、20代から60代の女性を対象にして「歯磨きに関する調査」を実施した。
調査の結果、歯磨き後にみかんを食べたり、お茶を飲んだりして、味覚が変わったと感じることがある人は、 「いつも感じる」「よく感じる」と回答した人を合わせると65%を超えた。これは、歯磨き粉に含まれる合成界面活性剤の成分によって、味を感じる器官である味蕾(みらい)に損傷を受けていることが原因。
この原因を知らない人が84%に上るという結果から、ほとんどの人が味蕾(みらい)に損傷を受けながらも、そのまま歯磨き粉を使い続けていることがわかった。