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新型『iPhone』と『Apple Watch』が対応した「Qi」って何?

2017.10.29

 新しいiPhoneは、カメラ画質が良くなったり、機械学習に対応したりと、様々な部分で進化している。けれど、使い勝手を大きく変えそうなのは、『iPhone X』のホームボタンがなくなったことを除くと、ケーブル接続なしで充電できるワイヤレス充電の「Qi」に対応したことではないだろうか。新しいiPhoneの『iPhone X』『iPhone 8/8 Plus』と『Apple Watch Series 3』、さらに"耳からうどん"でおなじみ(?)の無線イヤフォン『AirPods』の新しい充電ケース(別売)もQiに対応する。

「Qi」は「チー」と発音し、充電台の上にQi対応の機器を置くだけで充電ができる仕組みのこと。ワイヤレスパワーコンソーシアム(Wireless Power Consortium)という業界団体が仕様を決めていて、「Qi」はワイヤレス給電の国際標準規格になっている。「Qi」に対応した機器なら、世界のどのメーカーの製品でも充電できる。

「Qi」はもともと、充電器に内蔵されたコイルと、給電される機器のコイルとの「電磁誘導」によって電気を送る。近距離の、でも離れた2つコイルの片方に電流を流すと、もう片方のコイルにも電流が流れ、接触していなくても電気を流すことができる現象を応用している。新たな仕様では「磁気共振結合」という現象も取り入れて、コイルの位置が多少ずれても送電できるようになったそうだ。ともかく「Qi」を利用すると充電の度にケーブルを挿す手間が省け、板のような充電台にぽんと置くだけで充電できる。とても便利な仕組みだ。

 実は、日本で「Qi」はそんなに珍しいものではない。ドコモが「Qi」に対応した携帯電話を「おくだけ充電」対応端末として、かなり前から販売している。最初におくだけ充電に対応した端末はシャープ製のAndroidスマホ「AQUOS PHONE f SH-13C」で、2011年8月に世界で初めてワイヤレス充電ができるスマホとして発売された。最近では「Galaxy S8/S8+」がおくだけ充電対応だ。おくだけ充電は「Qi」に則った仕組みなので、「Qi」に対応した携帯電話はおくだけ充電で充電できる。


おくだけ充電の仕組み(『ドコモ通信』VOL.51より)。

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