サンコーからアナログのRGB21信号をデジタルのHDMIに変換する『RGB21-HDMI変換アダプタ』が発売された。価格は4980円(税込)。
「ニンテンドークラシックミニ ファミコン」「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」が発売され、懐かしい思い出とともにレトロゲームに夢中になった人も多いのではないだろうか。しかし1990年代を代表するレトロゲーム「スーパーファミコン」や「セガサターン」「プレイステーション1,2」など久々にゲームプレイすると、その映像のぼやけ具合も気になるところ。
家庭用ゲーム機をテレビにつなぐケーブルといえば、黄赤白の3色のRCA端子やコンポジット端子と呼ばれるタイプが一般的。このうちコンポジットは、映像の輝度信号と色の3原色であるRGBの色信号を全て1つにして信号を送るため、接続は容易だが、映像はぼやけ気味になってしまう欠点があった。
一方、S端子は、輝度信号と色信号を分けて送ることができたのだが、色信号の3つの色を1つにミックスして送るため、まだまだモヤッとした感じがあった。
そこで、最もアナログ映像を鮮明に出力できるとされているのが、輝度信号と3原色RGBを分けて送れるRGB21ピンケーブルを使った方法だ。
しかし残念なことに現在、RGB21ピン入力コネクタがあるテレビやモニターは、今はほとんどなく、使えない状況にある。