■薄毛が気になりはじめたら周りにはどうしてほしい?自分はどうするべき? 薄毛男性のホンネは、「パートナーには明るく笑ってほしい、対策を応援してほしい」
それでは、当事者である薄毛男性たちは、周囲にどのような対応を求めているのか。現在、薄毛の自覚があると答えた男性に、「薄毛が気になりはじめた際、周囲の人にどのように対応してほしいと思いましたか?」と質問したところ、相手との関係性によって回答が分かれた。
「職場の人(上司・同僚・部下など)」に関しては、「薄毛のことには触れないでほしい」が最も多く(34%)、「パートナー(恋人・妻)」「友人(同性)」に関しては、いずれも「明るく笑ってネタにしてほしい」が最多(ともに42%)という結果になった。また、「パートナー」に関しては、「薄毛対策を応援してほしい」(36%)という回答、「友人」に関しては「薄毛対策に関するアドバイスがほしい」(21%)という回答もそれぞれ目立つ形になった。パートナーや同性の友人など、関係性が近い相手には、薄毛対策に対するサポートを求める男性が多い実態がうかがえる。
■薄毛でも好感を持たれる男性は「堂々としている人」、女性からは「頭皮ケアに気を使う清潔感のある人」を求める声も多数
続いて、女性および薄毛ではない男性に対して、「薄毛でも好感度が高い男性はどのような人だと思いますか?」と聞いたところ、最も多かった回答は「自分に自信をもって堂々としている人」で60%だった。さらに、女性の場合は、より「具体的な対策」を求める傾向にあるようで、「頭皮ケアなどにも気を遣う、清潔感のある人」(36%)、「一生懸命に薄毛対策をする前向きな人」(14%)という回答が目立っている。
また、「薄毛でもモテそうな人の条件」について自由回答形式で聞いた質問でも、
・「薄毛でも髪型に気を使ってる人。(35歳・女性)」
・「バーコードのように悪あがきせず、髪を短くして清潔にしている人。(27歳・女性)」
・「薄毛を気にせず、清潔感がある人。(24歳・女性)」
・「素直にヘアケアをしている人。(35歳・女性)」
などの声があがっている。薄毛だからとネガティブにならず自分に自信を持ち、なおかつ前向きに頭皮ケアや薄毛対策に取り組んでいる男性に、女性たちは好印象を抱くようだ。
■男性向けのケア、100万円あったら何がしたい? 何をしてほしい? 男女ともに1位は「頭皮・薄毛ケア」
さらに今回、「100万円で好きな男性向けケアが1か所だけできるとしたら、何がしたい/何をしてほしいですか?」と聞いた質問では、男性・女性ともに1位は「頭皮・薄毛ケア」となり、「ボディケア」「デンタルケア」「フェイシャルケア」「デオドラントケア」などの回答を上回る結果となった。見た目の印象を大きく左右しうる「薄毛・頭皮ケア」は、他のケア以上に重要なポイントとして認識されているようだ。
【調査概要】
・調査対象:
20〜40代有職者男性300名
20〜30代有職者女性200名
(年代ごとに均等割付)
・調査期間:
2014年7月9日〜10日
・調査方法:
インターネット調査
文/編集部