幅広いジャンルで〝高品質低価格〟の波が押し寄せている昨今だが、腕時計についても手頃なプライスで、高い満足度が得られるモデルがあることを忘れてはいけない。そんなコスパのいい腕時計の中から、編集部がオススメする4本を紹介しよう。
◎メイド・イン・ジャパンのクオリティーを1万円台からカスタムオーダー
ノット
『クロノグラフ』2万520円
『プレミアムカーフレザーストラップ』3240円
縦ふたつ目クロノグラフ。クロノグラフ針のみシルバー、ほか4本の針をブルーに塗装していて、ネイビーストラップとの相性が抜群にいい。ベゼル幅も薄く、知性的な印象である。クオーツ。SSケース(径39mm)。3気圧防水。
●Good Looking(1)際立つ美しいデザイン
ケースの縁ぎりぎりまで文字盤を伸ばし、コンパクトなケースサイズ以上の時計の存在感を演出している。インデックスや針の仕上げも非常に繊細だ。
●Good Looking(2)替えベルトが豊富
革ベルト以外に、メッシュタイプのブレスレット(3780円〜)や、シルクくみひもストラップ(4000円)なども。工具不要で、付け替えも簡単にできる。
●Good Looking(3)本体も自由に選べる
時計本体はクロノグラフ(2万520円〜)と、スモールセコンド(1万5120円〜)をラインアップ。それぞれに多彩なカラーバリエーションを用意している。
“今日の服に、今日の時計”。ブランドのキャッチコピーが示すとおり、時計本体とストラップを自由に組み合わせて購入できるのがおもしろい。すでに約2500通りの組み合わせを展開、複数のストラップを同時購入していくユーザーが圧倒的に多いという。しかもリーズナブルな価格に反して、デザインと品質がすこぶる高いのが特徴だ。
「メイド・イン・ジャパンの腕時計のエントリーモデルを作りたかった。このブランドはその思いから誕生しました。インデックスも非常に細やかに作っていますが、プリントではなく植字しています。この妥協しないモノづくりが、ジャパンクオリティーなんです」(遠藤弘満さん)
ケース径39mmと小ぶりだが、37mmの大きな文字盤を採用するため、腕につけた際の収まりがちょうどいい。日本人が腕にすることを前提としたデザインだからこその〝完璧フィッティング〟が得られるのだ。
北欧ブランドの時計輸入代理業務を経て、2014年に創業。今年3月に初の直営店を東京・吉祥寺にオープンさせた。