そして10月11日には、アグレッシブなスタイリングや高出力エンジンを特徴とするストリートスポーツバイク、GSX‐Sシリーズにおける125ccの新型モデル『GSX‐S125 ABS』が登場する。価格は35万4240円。
『GSX‐S125 ABS』は、初心者や若年層にも幅広く楽しめる、エントリーモデルの原付二種スポーツバイクだ。エンジンには124cm3水冷4バルブ単気筒DOHCエンジンを搭載。GSX‐Rシリーズの解析技術を用いた燃焼室の最適化や、吸気効率の向上、燃料噴射の最適化などにより、最高出力11kW/10000rpm、最大トルク11N・m/8000rpmの出力性能と48.2km/Lの燃費性能を実現。トランスミッションはスムーズな出力伝達による力強い加速を実現する6速マニュアルトランスミッションを採用している。
その車体は軽量・高剛性フレームと、GSX‐Rシリーズの技術を投入して設計した、コンパクトな車体レイアウトを採用。ショートホイールベースと、133kgの軽量・スリムなボディーにより、街乗りにおける扱いやすさや、ワインディングにおける高い操縦性を実現した。アップハンドルによる前傾の少ない快適なライディングポジションと、785mmの低いシート高による良好な足つき性も確保している。
主要な装備としては、前後輪にスポーティーな10本スポークの17インチ大径アルミ製キャストホイールと花弁形状のペータルブレーキディスクを搭載。前・後輪に取り付けられたホイールスピードセンサーにより各車輪速度を検知し、ブレーキの効きを自動的にコントロールして車輪のロックを一定範囲内で防ぐABSを標準装備した。これは同社の国内の125cc二輪車に初採用となる。RPMインジケーターやギヤポジションインジケーター、切替式のオドメーター/ツイントリップメーターなどを表示するフルデジタル表示の多機能メーターも備える。サイレンサーに2つの排気口を設けたスポーティーなデュアルタイプマフラーも印象的だ。
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文/編集部