スズキは、快適で操作性にも優れた新型125ccスクーター『アドレス125』を9月29日より発売を開始する。『アドレス125』は、1991年の発売以来、軽量・コンパクトでパワフルな原付二種スクーターとしてロングセラーを続ける「アドレス」シリーズの新型モデルだ。価格は22万1400円。
その特徴として、まず燃焼室形状の最適化と曲線形状の吸気ポートの組み合わせにより、燃焼効率の向上を図った新開発の124cm3空冷2バルブ単気筒SOHCエンジンを搭載。フリクション低減などにより、スムーズな加速性能(最高出力6.9kW/7000rpm、最大トルク10N・m/6000rpm)と52.0km/Lの優れた燃費性能を実現した。車体設計においては、広々としたフラットな足元スペースを確保することで、快適なライディングポジションを実現。左右の足元付近を絞り込んだカットフロアボードによる良好な足つき性も確保している。
このほかの装備としては、フロントインナーラックは、600mlのペットボトルを左右1本ずつ収納可能なうえ、大型のストッパー付かばんホルダーをハンドル下に配置。センタースタンドに加え、駐輪時に便利なサイドスタンドも標準装備されている。また、シート開錠機能付ステアリングロックには、鍵穴をカバーすることができるシャッターキーを採用した。
ハンドルを切った方向を常に照らすことができる、ハンドルマウントのヘッドランプや、切れ長で個性的な、フロントレッグシールド内蔵のフロントウィンカーなどもチェックしておきたい。