人気ブランドを支える働く男性たちにこだわりを伺いました。
「人に会うことが仕事」と話すのは干場義雅さん。
「仕事の成功のためには、自分自身と仕事相手のお互いが気持ちのいい状態であることが大切。スケジュール管理などはスマホに集約したうえで、自分のコンディションを整えるグッズを常に持ち歩くようにしています」
干場さんが身だしなみに気を配る一方で、メモ帳や各種定規など、道具選びに強いこだわりを見せたのが吉田のデザイナー・松村力弥さん。エースのマーケティング担当・宮子航さんは、折りたたみ傘から替えのネクタイまで、TPOを意識したスキのないギア選びが光る。そんな中、外回りや出張が多いというセルツの営業・北村拓朗さんは、断捨離派。極力荷物を減らすために、資料はデータ化を基本とし、ハードディスクに入れて持ち歩くそうだ。働き方が異なれば、カバンの中身も違って当然。そうした道具選びのひとつひとつが自分にふさわしい働き方のスタイルを形作っている。
【 ペッレ モルビダ 】
ディレクター 干場義雅さん
メディアの枠を超えて活躍するファッションディレクター。ペッレ モルビダのディレクションも担う。
(1)ノーブランド『iPhoneケース』
長く愛用していたアンドロイドから『iPhone』に乗り換えました。ケースは本物にこだわり、クロコを選んでいます。
(2)ペッレ モルビダ『名刺入れ』、リリーフ『カオリカード』
カードケースはエレガントなリザード製。香りを吸着させたHIROSHI TSUBOUCHIの刻印入りカオリカードで名刺に香りづけしています。
(3)ペッレ モルビダ『クラッチバッグ』
小物を収納するバッグインバッグとして愛用。カッチリしたフォルムなのでパーティーなどでも活躍しています。
(4)ロート『Vロート プレミアム』、ドゥ・ラ・メール『ザ リップ バーム』、ボーテ デュ サエ『ボディミルク』、エルメス『オー ドゥ パンプルムス ローズ』、イプサ『アイクリーム』、マービス『歯磨き粉』
人と会うことが仕事ですので、身だしなみに気を使いますね。TPPOにふさわしいスタイルは大人のマナーです。
(5)アルトイズ『ミントタブレット』
ミントタブレットは人と会う前や頭をスッキリさせたい時に。ボリボリ食べてしまうから、持ち歩きは缶で(笑)。
(6)ジョルジオ・アルマーニ『サングラス』、オリバーピープルズ『メガネ』
サングラスは今年イタリアで購入。シーンで使い分けていますが、撮影小物としても使うので複数持ちが基本です。
(7)ブリオーニ『レザーペンケース』
レザーペンケースはコンパクトで収納力のあるブリオーニ製。長く使っているから、やっぱり愛着がありますね。
(8)パイロット『フリクションボール』
仕事では『フリクション』が手放せなくなりました。その下のゴールドの三菱鉛筆『ペイントマーカー』はサイン用。
『マーレ ブリーフケース』8万2000円
イタリア製の型押しレザーを用いたラグジュアリーなブリーフケース。収納口は大きく開くファスナー式。無駄のないデザインと薄マチ仕様がカバン全体をエレガントな雰囲気に。●幅41×高さ30×奥行き9.5cm