2.新築戸建て編TOP10
■新築戸建て購入時の平均借入額トップは「世田谷区」
平均借入額トップの「世田谷区」と2位の「目黒区」は平均借入額もほぼ同額で僅差だった。3位以下を大きく引き離している理由は、「世田谷区」の二子玉川や成城学園前、「目黒区」の中目黒や自由が丘など、どちらも人気の高級住宅地を有している点が挙げられそうだ。ステータスのあるブランド化したエリアは、資産価値の面でも安定しているため、住宅ローンの借入額が高くなる傾向にあるようだ。
■住みたい街ランキングで人気のエリアが新築戸建ての借入額でも上位
3位は、住みたい街ランキングで常に上位をキープしている吉祥寺を有する「武蔵野市」。「武蔵野市」は、緑の多い郊外でありながら商業施設も充実し、アクセスも新宿まで最短15分という立地の良さから、幅広い世代に人気の高いエリアとなっており、選ぶ人が多いようだ。
■9位まではすべて上位エリアの周辺
5位の「調布市」から9位の「狛江市」までは、すべて上位の「世田谷区」や「渋谷区」、「武蔵野市」の周辺エリアとなっている。これは都心へのアクセスが良く、緑も多く治安が良いといった、住環境に恵まれていることが主な理由として考えられそうだ。