日立アプライアンスは、光の取り出し効率が高い新カバーなどの採用で、高い省エネ性能を実現した「LEDシーリング『ラク見え』搭載タイプ LEC-AHS1410K」など6機種を9月11日より発売を開始する。
今回の新製品は、高効率LEDモジュールを採用するとともに、新たに透過性が高くかつ拡散性に優れた材料を使うことで、光の取り出し効率を高めたカバーを採用。また、LEDの光を効率よく広げるため、3種類のレンズを導入した。このレンズをLEDモジュールの形状と位置によって使い分けることで、適用畳数基準最大限の明るさが部屋中に広がるという。
このほか、明るさ低下の要因となるLEDから出る熱を効率よく放散する大型放熱構造や、LEDモジュールを広い面積にまんべんなく配置し、熱を効率よく分散させるなどの日立独自の技術を採用。これらにより、適用畳数~14 畳において固有エネルギー消費効率170.3lm/W の高い省エネ性能と、適用畳数基準最大限の明るさ6099lmを両立させた。
さらに独自の「ラク見え」も搭載した。これは全灯の1.2倍に明るさがアップするとともに、一般的な白色LEDにやや不足している青緑色の光を追加することにより、細かい文字はよりはっきり、写真などの色はより鮮やかに見える機能。物の色の見え方を表す平均演色評価数は、全灯時のRa85より高いRa90を実現した。
一般的に人間の眼は、加齢に伴い光を感じにくくなるため、より明るさが必要になる。また、色の識別性が低下し、特に青色が見づらくなると言われている。「ラク見え」を使えば、明るさと青緑色の光成分が補われるので、加齢による見え方の変化に直面するシニアにもおすすめの灯りといえる。