スキンケアの基本「洗顔」を見直そう
まずは洗顔がきちんとできているかチェックしてみよう。泡を立てずに洗ってはいないだろうか、熱い湯で洗い流してはいないだろうか、直接手を肌に当ててこすりすぎてはいないだろうか。また、洗い終わってタオルでゴシゴシ、など言語道断である。洗顔については医療ドクターがすすめる洗顔メソッドで詳しく特集されているので是非チェックしてみてほしい。
また、タオルで水気を拭き取ると顔全体がピカッと発光しているような、顔全体がピンと張った状態になる人が多いのではないだろうか。実は、洗顔が終わったこの瞬間から肌はどんどん乾燥していく。この顔全体がピンと張っている状態は一般的に「肌がつっぱる」と表現されているが、洗顔や保湿する際に肌をこすりすぎるなど外的な刺激によって乾燥の度合いが変わってくるので気をつけよう。
紫外線予防は一年中するのがマスト
スキンケア以外で気をつけたいのが紫外線だ。男性の肌は強いと言えど、紫外線ケアに気を配ることができる男性は圧倒的に少なくそのダメージは計り知れないものがある。肌の内側では紫外線ダメージが蓄積されていくため、特に紫外線の強い夏に受けたダメージで肌のバリア機能が弱まって乾燥に傾いている人も多いだろう。
乾燥の原因となる乾燥した空気や紫外線は目に見えないからこそケアが及びにくい。だからといって、スキンケアの工程を増やすのは億劫だという男性には紫外線防御効果のあるローションを選んでデイリーのスキンケアに加えるというのも一つの手だ。また、玄関にスプレータイプの日焼け止めを常備しておき、出かける前のシュッとひと吹きを習慣化させてもいいだろう。
これらのスキンケア方法はインナードライの肌にはもちろん、乾燥肌にも効果的。冬の間だからこそじっくり丁寧に自分の肌と向き合い、健やかな肌を育てて男をあげたいところだ。
文/RYO KANAZAWA
記事提供/メンズビューティー http://beauty-men.jp/
※記事内のデータ等については取材時のものです。