小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

サマーカットされた猫は幸せなのか?

2017.08.08

デメリットとは?

猫の毛には紫外線除けの効果があるので、サマーカットにすることで猫が浴びる紫外線の量が増えてしまうことにもなりかねないそうです。外に出る猫はもちろんのこと、窓から差し込む日差しも高温になるので、長時間日光を浴びると皮膚になんらかの異常が起こることも。日の当たる場所に行きたがる猫の場合は、通気性の良い薄手の服を着せるなどして、皮膚に直接日光があたらないように気を付けなければいけない場合もあるんだとか。

また、サマーカットをしたことに猫が慣れず、執拗に毛づくろいをし続ける猫もいるようです。猫の舌は、ざらざらとしているので、毛が薄い状態で同じ場所ばかり舐め続けると、皮膚を傷つけることも。

サマーカット自体が、猫にとってストレスだと考える獣医師さんも少なくないようです。犬と違って、トリミングに慣れていない猫は、カットする際に、おびえて暴れてしまうことも少なくないです。そのため、猫に鎮静剤や全身麻酔の注射をしてカットするサロンもあるそうなんです。またサマーカット後は、毛質が変わったりすることもあるそうなんです。

サマーカットを毎年実践している、長毛猫の飼い主さんによると、サマーカット後の猫さまは、特にぶーたれる様子もなく、ケロッとした顔でひと夏を涼しくお過ごしになられているそうなので、サマーカットに成功してしまえば、猫さまにとっては快適なのかもしれません。(これも、猫さまの性格によると思いますが)

結論!サマーカットは猫さまの幸せを考えて行いましょう

この夏、うちの猫さまもサマーカットデビューかしらと考えている下僕(飼い主)さんも少なくないはず。サマーカットのメリットとデメリットをしっかり確認し、猫さまにとって、どうするのが良いのか、しっかり考えましょう。また、自己判断に頼らず、獣医師さんなどの相談するのもおすすめ。室温を調節することや、新鮮な水をたくさん置いて水分補給できる環境を作ることなども、暑さ対策につながりますので、これを機会に、それぞれの家庭、猫さまにあった暑さ対策を考えてみましょう。

文/佐藤玲美

構成/ペットゥモロー編集部

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。