小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

マセラティ『レヴァンテ』VS ベントレー『ベンテイガ』ブームを牽引する超高級SUV対決

2017.08.04

マセラティ『レヴァンテ』VS ベントレー『ベンテイガ』

とどまることを知らないSUVブーム。それが超高級車の世界にも飛び火した。これから続々と登場する超高級SUVの中から先陣を切って登場した2台をピックアップ。はたしてその中身とは?

 国産車でも今、SUVカテゴリーの人気が高いが、世界に目を向けると、超高級車を造るメーカーの間でもSUVの開発が盛んに行なわれている。しかもこれらが次々に日本市場に進出しており、特にここ2〜3年の動きが激しい。2015年末にジャガーが『F-PACE』、2016年1月にはボルボが『XC90』、同年5月にマセラティが『レヴァンテ』、6月にはベントレーが『ベンテイガ』を投入している。『F-PACE』と『XC90』を除けば、ほとんどが1000万円超えとなっている。

◎高級車ブランドが日本にSUVを投入する理由

 なぜここに来て、世界の高級車ブランドメーカーがこぞって超高級SUVを日本に投入し始めたのか。その理由のひとつに個人資産の拡大がある。クレディスイスが公開した「グローバル・ウェルス・レポート」の2016年版によると、日本人富裕層で資産が1億〜5億円の人は282万人ほどいるという。ちなみに2021年には資産1億円以上の人が360万人まで増える見通しだ。つまり、高級車メーカーにしてみれば、日本のマーケットにはターゲットが十分存在しているということになる。実際に日本国内での超高級SUVの売れ行きはどうなのか? ボルボ『XC90』は1000万円超えのPHVモデルから注文が入り上級グレードほど売れているという。2500万円超えのベントレー『ベンテイガ』も最初の入荷分は完売、マセラティ『レヴァンテ』も納車は半年待ちの状態だ。そのほかの高級車メーカーも今、SUVの開発に躍起になっているが、ジャガーもマセラティもベントレーも100年近い歴史の中で初めてSUVを手がけ、大成功を収めたということもその要因となっている。

 その過熱ぶりは海外の自動車専門誌を見ていてもよくわかる。例えば、アストンマーティンは『DBX』が最終開発段階に入っているといわれ、アルファロメオは新型セダン『ジュリア』をベースにした『ステルヴィオ』をすでに公開している。また、ランボルギーニは『ウルス』、ロールスロイスも『カリナン』のテストの様子がスクープされている。しばらくの間、高級車の主戦場はスポーツカーではなく、SUVになりそうだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。