■連載/ペットゥモロー通信
日本原産の猫として海外でも、可愛いと人気を集める「ジャパニーズボブテイルキャット」を始め、日本には、しっぽの短い猫がいます。しっぽが長い猫も可愛いけど、お尻にまるんっとしたしっぽがついている短いしっぽのねこちゃんも可愛いですよね。この短いしっぽの猫ちゃんが日本に多い理由を調べてみました。
諸説ある中で最も有力な説は「日本の迷信」
しっぽの短い猫は、突然変異で生まれるのですが、短いしっぽの遺伝子は優性遺伝で、しっぽの長い猫×短い猫の間に生まれた子供は、しっぽが短いことがあるそうです。
ちなみに、カギしっぽ(しっぽが曲がっている)の猫もいて、日本ではしっぽで幸せを引き寄せるため、とても縁起の良い猫とされていますが、カギしっぽのねこも、しっぽが長い遺伝子と短い遺伝子が混ざった結果で、短いしっぽと同じ理由で生まれてくるそうです。
海外に比べると、しっぽの短い猫の割合は日本がかなり高いそう。しかも、日本の中でも東側はしっぽの長い猫が多く、西に行くほど、しっぽの短い猫やしっぽの曲がった猫が多いと言われています。なぜ、日本にしっぽの短い猫が多いかというと、かつての日本では、しっぽの短い猫を好む人が多かったそうなんです。
それは……
なんと、日本の迷信の影響という、とんでもーな理由らしい。